これが最後の恋だから。

ありふれた恋だった。 互いに家庭があること以外。 これがきっと人生最後の恋。

2016年03月


私は内心、
君の反応に一喜一憂している


一生懸命
隠しているけどね


でもね
本当は君の気持ちが欲しいんだ


ずっと
そう願ってる


私のこと
好きでいて欲しい


本当はそう願ってる



口に出して
言えないけどね


言うことじゃないしね


気付いてたよ


君が人前で
私をちゃん付けで呼ぶとき
少し緊張していること


君の服は
あの日あのお店で
一緒に買ったもの


君が皆に話していた
その本はあの本


君が本当は
君の成果を
私に見せたかったこと




君が
会いに行くよと
言った理由


それは
桜が咲いたから



うん、
気付いてたよ


君の思い遣り
優しさ



だから



だから
私は気付かないふりして
自宅の浴室で
シャワーを最大限にして
その音で消しながら

私は泣いたんだ




私は君に
こんなの綴ってるなんて
口が裂けても言わない


君はこういうのが
一番嫌いだからね



でも
皮肉だね


この文字の羅列
誰にとっても意味不明


けれども
君だけは気付くだろう


そうだよ
私は気付いてたよ


だから
だから
だから



泣いたんだ


だからいつの日か


私は一方
彼を離してあげなければいけないと思っている

ちゃんと離してあげなければと






だからだろう


君といると
常に
心の奥底に深い哀しみを抱く


深く
深く




彼は彼ができる限りで
私を大切にしてくれている

けれども

私を運命の人とか
好きでたまらない

とは思っていない


彼はおそらく
王道の例えで言うならば
猫のような女性がいいのだろう


気高く、気ままな


その一方にいる
好きという気持ちを隠せない
ストレートな私を


面白く
ほっとけず

なのだと分かっている


けれども、
私は私


あなたの好みは
百も承知だけど
私は私


だから
私は私のままだ


でも一つ
ただ一つ


あなたへ
誠実に気持ちを向けていくよ


分かっているよ

一緒にいてくれて
ありがとう

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